[東京 14日 ロイター] NTTドコモは、ソニー、シャープ、富士通のスマートフォン(スマホ)を今年の冬商戦の主力端末として重点販売する方向で調整に入った。
複数の関係筋によると、特定機種を値引きする夏商戦の「ツートップ」戦略を基本的に踏襲するが、3機種を「スリートップ」として展開するかどうかなど具体的な販売手法は今後詰める。経営再建中のシャープにとってはスマホでの反転攻勢が見込まれ、今期の業績回復に弾みがつきそうだ。
3メーカーのうち、ソニーの旗艦端末「エクスぺリアZ」の後継機が冬商戦の主力端末に選ばれた。夏商戦でツートップの一角に入った「エクスぺリアA」は発売から約3カ月間で130万台が売れ、ドコモのスマホとして最速の販売ペースを記録した。
シャープの「アクオスフォンZETA」と富士通の「アローズNX」は夏商戦で主力機種に採用されなかったが、電池の持続性など性能に対する評価は高く、後継機が新たに冬商戦の重点対象に加わった。
一方、夏商戦でツートップに入った韓国サムスン電子は、「ギャラクシーS4」の販売が発売から3カ月間で70万台弱と伸び悩んだことなどから、冬商戦は重点販売の対象から外れる。
関係者によると、今年の冬はギャラクシーの日本専用モデルのほか、画面サイズが通常のスマホより大きめの「ギャラクシーノート」の第3世代モデルをドコモに供給する見込み。
端末を選別して優遇販売する基本戦略は夏商戦と同じだが、販促費の配分や、夏のツートップのように冬商戦もスリートップとして販売展開するかどうかなど、具体的なセールス手法は検討中。関係者によると、ソニーの機種の発売が遅れ、3端末を同時期に投入できない可能性があるという。
米アップルの「iPhone(アイフォーン)」の取り扱いは現在も検討中。導入を決めれば冬商戦の戦略に大きな影響を及ぼすが、高い販売目標を求めるアップルに対し、ドコモはアイフォーンの販売台数を全ラインアップの2─3割にとどめたい考えで、結論は出ていないもようだ。
<以下略>
ドコモの冬商戦、ソニー・シャープ・富士通を重点販売へ=関係筋 2013年 08月 14日 13:15
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE97D02P20130814
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE97D02P20130814?pageNumber=2
近年はサムソンのギャラクシーを前面に推し続けていたドコモが方針転換?というニュースが出てきました。
最近あった米国際貿易委員会(ITC)のサムソン製品の輸入販売禁止命令や、ギャラクシーのバッテリー・充電問題が原因なのでしょうか?
あと、毎年のように夏が来るとアイフォンがドコモで取り扱いか?みたいなニュースも(この記事含む)出てきてますね。
ドコモは最近(アップルのアイフォン販売開始の頃から)迷走してる感じですが、これからどうなるのか楽しみですね。
米ITC、サムスン 製品の販売差し止め指示 アップル の主張を一部認める 2013年 08月 10日http://jp.reuters.com/article/wtInvesting/idJPL4N0GA47J20130809
「ケタ違いに故障が多い!」サムスンGALAXYシリーズに、ドコモショップから悲鳴が…… 2013年07月26日
http://news.livedoor.com/article/detail/7897343/