大西洋で157年前に沈没したアメリカの船から、時価にして1億3000万円余りに上る金の延べ棒や金貨が回収されました。


この船は、アメリカの商船セントラルアメリカ号で、1857年、大量の金を積んで西海岸のサンフランシスコからニューヨークに向かう途中、南部サウスカロライナ州の沖合でハリケーンに巻き込まれて沈没しました。

船は水深2200メートルの深海に沈んだままで、このほど、アメリカの民間の調査団体が潜水艇を使って2時間にわたって調査したところ、金の延べ棒5本と、20ドル金貨2枚を見つけ、回収しました。

今回、見つかった金は、重さが合わせて30キロほどで、時価にしておよそ130万ドル(日本円で1億3000万円余り)に上るということです。

セントラルアメリカ号が運んでいた金は、当時、ニューヨークの多くの銀行が苦しい資金繰りを乗り切るために必要としていたもので、沈没によって銀行の経営破綻が相次ぎ、「1857年恐慌」の引き金になったとされています。

船内にはまだ大量の金が残っているとみられていて、調査団体は、今後、金の回収作業を本格的に進めることにしています。

米 157年前の沈没船から1億円相当の金塊
NHK5月6日 12時44分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140506/k10014243631000.html
調べてみたら、推定で3トンほどの金が積まれてたという話だけど、1990年頃にサルベージして2トンは回収されてるみたいだね。
さすがの中国人も海底2千メートルでは手がでないようだw


沈没船に眠る金貨回収へ、宝探しの夢実現か−推定88億円
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N4PYAH6JTSEB01.html