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氷を食べて痩せる、「熱量」ダイエット
WIRED 2014/06/11
身体は氷を溶かすときにカロリーを消費する――このことを利用した「氷ダイエット」をアメリカの科学者が提案している。
アイデアは単純で、天才的だ。
氷を大量に食べるとき、わたしたちの体は氷を溶かすためにエネルギーを消費する。氷ダイエットを発明した胃腸病学者、ブライアン・ワイナーの計算によると、1日1Lの氷は、数キロメートルのランニングと同じだけ、つまり約160キロカロリーを消費させる。
凍っている分の熱量を、差し引く
彼のアイデアは科学雑誌「Annals of Internal Medicine」で発表されていて、ワイナーはその後、無料でダウンロードできる電子書籍を執筆している。
冷たい食べ物、凍った食べ物であれば、その分カロリー計算を減らすよう考慮すべきだというのが彼の考えだ。さらに、心理的な意味もある。凍った水を食べることにより、口と胃を満たして、空腹感を先延ばしにすることができる。
言ってみれば、痩せるために食べるのだ。例えば、デザートにケーキではなくフルーツのアイスキャンディーを食べるなら、健康にいいだけでなく、フルーツのカロリーからさらに、氷を温めるために体が消費するカロリーを差し引くことができる。
実践しても体に害はない。ただし、いくつかの規則は守らなければならない。まず、1日に氷1Lを超えないこと。でないと、不快な寒気に襲われて、各器官の機能を害する可能性のある、低体温症の危険を冒すことになる。この医師は、「The Atlantic」にそう説明している。
(略)
http://sankei.jp.msn.com/wired/news/140611/wir14061116000001-n1.htm
理論は単純明快で、化学的にもなるほど!と思える簡単そうなダイエットです。
アメリカでアイスクリームを一晩で6リットル食べた女性が凍死した話がありますので、氷の食べ過ぎには要注意です!