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外国人の扶養控除制度の見直し要求へ
NHK 2014/10/10
外国人と結婚した日本人や、海外に家族を残して日本で働く外国人の扶養控除の状況について、会計検査院が調べたところ、扶養する家族が多いために控除額が高くなりすぎて、所得税が課税されていない人が全体の6割近くに上ることが分かりました。
会計検査院は財務省に対して外国人の扶養控除の制度の見直しを検討するよう求めることにしています。
会計検査院は、外国人と結婚した日本人や、海外に家族を残して日本で働いている外国人のうち、扶養控除の額が年間300万円以上と多額のおよそ1400人の扶養控除の状況について調べました。その結果、扶養家族の人数は、平均で10.2人に上り、中には26人が扶養家族になっているケースもありました。
また、扶養家族を年齢別で見てみると、23歳から60歳未満の「成人」の占める割合が半数に上っていました。
さらに、扶養する家族が多いために扶養控除の額が高くなりすぎて、結果的に所得税が課税されていない人はおよそ900人で、全体の6割近くに上ることが分かりました。
会計検査院は、外国人は扶養家族が多くなる傾向があるうえ、その家族の所在確認も海外にいるために難しいとして、財務省に対して、外国人の扶養控除の制度の見直しを検討するよう求めることにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141010/k10015285051000.html
人的控除の概要(所得税)
http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/income/045.htm
扶養控除が出来た昭和25年(1950年)なので、外国人の不正については考慮されないまま現在の状況になったようです。
扶養対象が日本人の場合は戸籍や所得の確認を行う所を、外国人には所得の確認どころか戸籍の確認すら出来ていないのが原状のようです。
扶養控除の対象である「配偶者以外の親族(6親等内の血族及び3親等内の姻族)」
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国民健康保険の「海外医療制度支給制度」の悪用と同種の問題ですね。
中国人に詐取される日本の国民健康保険…モラルなんてメじゃない“やりたい放題”
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130224/waf13022418000007-n1.htm