鎮痛薬、脳梗塞に有効 マウス実験、記憶力向上も
2015/04/10 共同通信

腰や肩の痛みや神経痛を和らげる薬に、脳梗塞の進行を抑えたり記憶力を向上させたりする働きがあることをマウスの実験で確かめたと、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)が9日発表した。

疾患分子研究室の柳本広二室長は「脳梗塞の予防などに使い道を広げられるよう、臨床研究などに取り組みたい」と話す。

チームがERVという薬を複数のマウスに3週間与えた後、プールで足場を探させる試験をした結果、偽薬を投与したグループよりも記憶力が向上。脳の血流を人工的に一時止めて翌日調べると、組織が壊死して脳梗塞になる体積も小さかった。

成果はオランダの医学誌電子版に掲載された。

http://www.47news.jp/CN/201504/CN2015040901001430.html


再生医療の研究は進んでいますが、脳(記憶)の再生は出来ないので脳疾患の予防はとても大事ですね。
公式の発表は見つかりませんでしたが、この研究の情報はこちらへどうぞ。

脳梗塞の新しい動物モデル(マウス)を確立 〜脳梗塞の新たな治療法開発に寄与すると期待〜 | 国立循環器病研究センター
http://www.ncvc.go.jp/pr/release/007422.html