これは女たちの華麗なる戦いである。
華族、椿小路俊介に嫁いだ玲子。しかし翌日、俊介は息を引き取った。
残された玲子に高貴ないびりを続ける椿小路家一族。一族の仕打ちに耐えかねた玲子は椿小路家の人々に宣戦を布告したのである。

「椿小路家は長男の嫁である私が頂く」

俊介にもらった薔薇を胸に、玲子は一族に戦いを挑む・・・・