ロート製薬は9日、年内に発毛剤事業に参入する方針を明らかにした。
発毛成分「ミノキシジル」が毛の根元部分だけでなく周辺組織の脂肪幹細胞にも働きかけることを発見した。
研究成果を踏まえ開発を進める。
同成分は大正製薬ホールディングスの「リアップ」にも含まれており、
アンファー(東京・千代田)に次ぐ2品目の後発薬となる見通し。
ミノキシジルは毛の根元にある「毛乳頭」に作用し、毛が生え替わる周期に関与するとの研究が進んでいた。
ロートは周辺組織の脂肪幹細胞にも作用し、発毛に関わる遺伝子が増えることを発見した。
同社は育毛剤シリーズ「50の恵」を手掛けていたが発毛剤は初めて。価格などは未定。
<略>
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3626620009102018TJ3000/
ロート製薬株式会社
https://www.rohto.co.jp/
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